OUTSIDE IN TOKYO
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FILM REVIEW
フランスの港町ル・アーブルを舞台に、深刻化している難民問題を真正面から取り上げたカウリスマキの新境地。難しいテーマを扱いながらも、古典映画を参照したサウンドトラックを用い、いつもながらの暖かみとユーモアを醸し出す、カウリスマキ流おとぎ話が成立している稀有な作品。ジャン=ピエール・レオも出演!
2012.4.26 update
イギリスとオーストラリアで実際に行なわれていた"児童移民"(子どもたちの強制輸送)という衝撃的な内容を、エモーショナルな演出を排する淡々とした語り口で描いた秀作。イギリスの名匠ケン・ローチを父に持つ、ジム・ローチによる”血は争えない”監督デビュー作。
2012.4.18 update
中国雲南省の山間地帯を舞台に、『イップ・マン』『孫文の義士団』『レジェンド・オブ・フィスト』とヒット作を連発するドニー・イェンが演じる、秘めた過去を持つ男の謎に、金城武が演じる天才捜査官が挑戦するミステリアスな武侠映画。重量感のあるアクションが炸裂する21世紀の香港・中国娯楽映画の最前線がここに!
2012.4.16 update
「アカデミー作品賞受賞」とか「サイレント映画へのオマージュ」といったことよりも、観客目線で見て、まずは”普通に”楽しめる映画に仕上がっていることを評価したい。"苦労人"ジャン・デュジャルダンが作る”笑顔”は観客を魅了する”芸”のレベルに到達しているし、ベレニス・ベジョの微妙な存在感も本作にマッチしている。アギーの使い方はちょっと上手過ぎるというべきかもしれないが!
2012.4.5 update
『ロゼッタ 』(99)と『ある子供』(05)で、二度のパルムドール受賞歴を誇るベルギーのジャン・ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟の新作、『少年と自転車』がいよいよ劇場公開される。父親に捨てられた少年と、その少年の面倒をみることになった、セシル・ドゥ・フランスが演じる”太陽のような”女性、誰もが応援せずにいられない二人の時間を、現実社会の実相を背景に、躍動感溢れる映像で描いた珠玉の一遍。
2012.3.27 update
巨大ハリケーンが襲ってくる悪夢に悩まされる主人公が、最愛の家族を守るために”シェルター”を造り始める。そんな主人公を奇異な目で見る町の住人たち、ひいては妻にも行動を非難され、自らも疑心暗鬼に陥って行く。そんな時、人は一体どのように振る舞うことができるのか?マイケル・シャノン、ジェシカ・チャスティン共演、ジェフ・ニコルズ監督によるジャンル映画を超えた傑作!
2012.3.23 update
2009年に逝去した天才舞踊家ピナ・バウシュを巡る映画が同時期に2本公開される。『ピナ・バウシュ 夢の教室』は、まさしくピナの"夢の教室"でティーンエイジャーたちが自らを開いていくプロセスを捉えた素晴らしいドキュメンタリー、ヴェンダースの3D映画『pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』は、表現することの”初期衝動”が漲る野心作である。ピナ・バウシュという芸術家の"fearless=怖いもの知らず"な魂に触れる、必見の2本!
2012.3.1 update
『ゴーストライター』で世界のポランスキー・ファンのみならず、広く映画ファンを魅了したローマン・ポランスキー監督の新作は、パリ、ロンドン、ニューヨークで大成功を収めたヤスミナ・レザの舞台劇の映画化。79分間のリアルタイム進行劇を瀟酒なセットデザインと巧みな照明、文句無しに素晴らしいキャスティング(ジョディー・フォスター、クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット、ジョン・C・ライリー)で贅沢なおとなのコメディに仕上げている。必見!
2012.2.24 update
カンヌでの舌禍事件が記憶に新しいラース・フォン・トリアー監督による、<終末映画>の決定版『メランコリア』がついにそのヴェールを脱ぐ。圧倒的な映像美、寓話性が高い完璧なロケーション、キルステン・ダンスト、シャルロット・ゲンスブール、シャルロット・ランプリング、ジョン・ハート、キーファー・サザーランドといった気になる俳優陣が顔を揃えた豪華なキャスティング、観ずにはいられない強烈な誘惑に満ちた一遍。
2012.2.15 update
『フラメンコ』(95)以来、カルロス・サウラとヴィットリオ・ストラーロ、黄金コンビによる15年ぶりの新作フラメンコ映画となる本作は、フラメンコの過去と現在、そして未来を担う才能が集結した一級品の音楽映画。過剰なまでの美への執着と溢れる生命力、<生命の旅と光>の壮大な物語を”光で描いた”映像美と多彩なフラメンコの音楽性に幻惑される101分。
2012.2.15 update
オーストラリア、タスマニアの大自然を舞台に、絶滅したといわれる"タスマニアタイガー"を探し求める"ハンター"をウィレム・デフォーが演じるサスペンス・ドラマ。ストーリーに難があるが、壮観なタスマニアの大自然を捉えた映像、デフォー演じる孤独な”ハンター”と、父親が失踪して残された家族との心の交流を描いた繊細な演出に惹かれる一品。
2012.2.6 update
INTERVIEW
2012.5.18 update new
人は、ある日突然向き合うことになった人生の危機に対してどのように振る舞い、対処することができるのか。辛辣な現実描写の中に、えも言われぬユーモアと哀しみを滲ませながらも爽快な後味を残す、アレクサンダー・ペインならではの、洒脱な語り口が観るものを魅了する。7年振りの新作で再び現代最高の映画作家のひとりであることを証明したアレクサンダー・ペイン監督とハリウッドの良心とも言うべきジョージ・クルーニー、そして、聡明で魅力的な女優シャイリーン・ウッドリーのインタヴューから、傑作『ファミリー・ツリー』の魅力、ひいては、現代の“映画作り”にリアルに息づく”夢”の所在に触れて頂くことができれば幸いである。
2012.3.28 update
ダルデンヌ兄弟の作品では、社会的な弱者である若者や子どもといった存在に常に光があてられてきたが、本作においてその光は、実際の太陽の自然光として、あるいは、”慈愛に満ちた”女性から発せられる暖かい光として、作品を明るく輝かしている。今年の2月にプロモーションの為に来日したジャン・ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟も、持ち前のユーモアに溢れる暖かい光でその場を輝かせてくれた。
2012.3.16 update
長嶌寛幸の轟音サウンドトラックと共に、54分間を一気に駆け抜ける複合ジャンル映画の秀作『へんげ』は、むしろ手固い作りで観るものの”自主映画”への偏見を心地よく揺さぶってくれる。観客を楽しませるジャンル映画の監督として、これからの活躍が期待される大畑創監督のインタヴューをお届けする。
2012.3.8 update
かつて、ニュージャーマン・シネマの旗手として肩を並べたヴィム・ヴェンダースとヴェルナー・ヘルツォークが、奇しくも期を同じくして3Dのドキュメンタリー映画を撮った。これまで3D映画など撮ろうとも思わなかったというヘルツォークが撮ったのが『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』、子どもの頃に憧れた洞窟壁画の本の記憶に繋がるテーマだった。現在の拠点であるロサンゼルスから、トム・クルーズの敵役を役者として演じたばかりだという彼に電話で話を聞くことができた。
2012.3.2 update
『ニーチェの馬』公開記念、第三弾!タル・ベーラ監督は、”映画”は、今まで、惨めな環境に置かれている貧しい人々の尊厳を充分に見せて来なかったと、怒り込めて過去を振り返りながらも、世界は豊かでカラフルでパワフルなものなのだから、新しい人たちがやってきて、凄く新鮮で力を持った作品を作ってくれるだろうと未来への希望も真摯に語ってくれた。彼の映画同様、終始一貫してブレることのない硬質なモノクロームの輝きを放ち私たちを魅了する、タル・ベーラ監督のインタヴューをお届けする。
2012.2.21 update
いわゆる”映画史”とは無縁のところで、観客の心に訴える数多くの愛すべき映画が存在している。マイク・ミルズの『人生はビギナーズ』もそんな忘れ難い作品のひとつとして多くの人々の心に留まり続ける珠玉の一遍である。そんな素晴らしい作品を作り上げたマイク・ミルズの合同取材の通訳を江口研一が務めた縁から、今回、そのインタヴュー内容をOUTSIDE IN TOKYOに掲載させて頂く幸甚を得た。合同取材に参加された他媒体の皆様のご好意に感謝を申し上げます。
2012.2.17 update
「イオセリアーニ映画祭2012」で豊かな夢の時間を体験させてくれたオタール・イオセリアーニ監督の新作『汽車はふたたび故郷へ』がいよいよ公開される。昨年のフランス映画祭に来日した監督は、朝からコニャックを嗜みながら、多忙な日程をこなし、会う人会う人を動揺させると同時に魅了し、”映画”の現在を考える上で、非常に重要と思える数々の言葉を私たちの残してくれた。ここに掲載するテクスト自体が、一筋縄ではいかない新作『汽車はふたたび故郷へ』を鑑賞する助けになると共に、皆さんの”映画”との関わりをより一層触発するものとなれば幸いである。
2012.2.10 update
『ニーチェの馬』公開目前特集第2弾、第12回東京フィルメックス特別招待作品として11月24日に上映された後に行なわれた、タル・ベーラ監督と観客とのQ&Aを全文掲載します。圧倒的な傑作『ニーチェの馬』上映直後の、あの打ちのめされた雰囲気の中で果敢に質問をした観客の皆さんの勇気を讃えつつ、魔術のように特別な空間と時間を作り出し、私たちに異次元の感動を与えてくれたタル・ベーラ監督に感謝を捧げたい。
2012.2.9 update
いよいよ公開目前となった『ニーチェの馬』、これからはプロデューサーとして映画作家たちを守り、教えていくことを明言したタル・ベーラ監督は、若い世代に向けて”恐れずに飛び込め”と力強いメッセージを発した。ここに、第12回東京フィルメックスで来日し、ハンガリー大使館で行われた記者会見の採録を全文掲載する。
2012.1.11 update
”奇蹟”を求めて人々が集う世界最大の巡礼地ルルドを舞台に、”奇蹟”がその身に起きた女性と周囲の人々の振る舞いを、見目麗しいビジュアル・センスで描いた、”幸福の喪失”について思索を喚起する寓話、『ルルドの泉で』が公開中のジェシカ・ハウスナー監督のインタヴューをお届けする。それにしても、『ルルドの泉で』の人物構成の背景に『アルプスの少女ハイジ』があったとは!
2011.12.27 update
「反右派闘争」という現代中国の政治的な闇を真正面から扱い、インディペンデント映画史上最大のスケール感で、かつて実在した収容所をゴビ砂漠に再現し、禍々しい砂嵐が吹きすさぶ中、飢餓と病に倒れていった人々の凄惨な振る舞いをスクリーンに蘇らせることで、その地に果てていった魂の復権を謳う、傑作『無言歌』が公開されているワン・ビン監督のインタヴューを掲載。
2011.12.22 update
ワジディ・ムアワッドの原作戯曲「incedcies」にインスパイアされて作られた『灼熱の魂』は、文字通り、観る者の心を焼け焦がさずにはいない、恐るべき傑作である。映画が伝えるアクチュアルなメッセージはもとより、現在と過去、様々な地理が交錯する第一級のサスペンスとしてもとても見応えがある。是非、劇場で本作をご覧になり、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のインタヴューを一読頂ければ幸いである。
2011.12.15 update
『ノルウェイの森』のハツミ役が強く印象に残っている初音映莉子が、CMディレクター、舞台演出家、劇作家として活躍中の山内ケンジ監督の初長編映画『ミツコ感覚』で主役のミツコを演じた。独特の完成度を見せる”山内ワールド”炸裂のブラックコメディ『ミツコ感覚』は、トラン・アン・ユンとは別の方法で彼女を輝かせている。ストーカー男を惹き付けてやまない凛々しい魅力を発するミツコを生きた女優、初音映莉子のインタヴューをお届けする。
2011.12.14 update
西島秀俊が演じる主人公秀二の「映画はかつて真に娯楽であり、芸術であった!」という言葉が胸に刺さる”シネフィル”映画『CUT』は、黒澤明、小津安二郎、溝口健二といった日本映画の巨匠たちへのオマージュであると同時に、今や過酷なものとなった”ピュアシネマ”を作るための闘いを描いた物語映画でもある。過去の名作映画103作品を参照するその手捌きは、さながらアミール・ナデリ監督による”映画史”の様相も呈している。フィルメックスの審査委員長として来日し、その”映画熱”を惜しみなく周囲に拡散したアミール・ナデリ監督の”熱い”インタヴューをお届けする。
NEWS
2012.4.17 update
シャブロル、ミレール、ロメールというフランス映画の名匠、晩年の傑作『刑事ベラミー』『ある秘密』『三重スパイ』が「映画の國 名作選V フランス映画未公開傑作選」としてロードショー公開される。重要な未公開作品の公開を喜びながら、ヌーヴェルヴァーグの作品ばかり上映している映画館があっても良いのになあ!との思いも強まる。

4月21日(土)~ 5月25日(金)@シアター・イメージフォーラム
2012.4.9 update
カサベテスの命日である2月3日に盟友ベン・ギャザラが亡くなり、ありえない結束の固さを見せたカサヴェテス・ファミリー、そんな一味にスクリーンで再会できる時が、20年振りにやってきた。”アメリカン・インディーズの父”といわれるカサヴェテスが、”アメリカ”や”インディーズ”に限定されない世界中の映画作家たちに多大な影響を与え続けているのは何故なのか、その創造の源泉に触れることができるこの機会を、ゆめゆめお見逃しなきよう!

5月26日(土)~6月29日(金)@シアター・イメージフォーラム
2012.4.24 update
水江未来『MODERN No.2』、和田淳『グレート・ラビット』、平林勇『663114』といった、海外の名だたる映画祭で高評価を得た日本の映像作家たちによる作品、映画の本質とは何かという根源的な問いを投げかけるペーター・クーベルカのフィルム作品、独自の美学を獲得しているジェームス・ベニングのデジタル・シネマ、人気のアーティスト、ミランダ・ジュライの新作、筋金入りの活動家でもあるアイ・ウェイウェイがまたも「やってくれた」ドキュメンタリー作品、果ては、オーストリアのアヴァンギャルド映画、スイスはローザンヌのアンダーグラウンド・フィルム(『女体拷問人グレタ』!)まで、圧倒的な質と量で、映像表現の”今”と知られざる過去の”秘蹟”を提示する「イメージフォーラム・フェスティバル2012」がGW開催(@東京)!

6月16日(土)〜6月22日(金)@京都シネマ
2012.3.15 update
RECOMMENDATION
2012.5.15 update new
『さあ帰ろう、ペダルをこいで』


ブルガリア映画といえば、カメン・カレフの『ソフィアの夜明け』(09)がすぐに想起されるが、クレジットを見ると、本作は『ソフィアの夜明け』の1年前、2008年に製作されている。『ソフィアの夜明け』は、、、
『すべての若き野郎ども モット・ザ・フープル』


近い将来、ザ・クラッシュを結成することになる若き日のミック・ジョーンズが足繁くギグに通い、クイーンが前座を務めたブリティッシュ・ロック史上最高のロックンロール ・ライブ・バンド、”モット・ザ・フープル”。イアン・ハンターが加入するバンドの成り立ちから、ローカル・クラブを熱狂させた伝説的なライブ・パフォーマンス、その圧倒的な実力を評価されながらもアルバム・セールス不振が招いた不遇時代、解散の危機を救った救世主デヴィッド・ボウイが提供した「すべての若き野郎ども」が大ヒットを記録しながらも、グラムとパンクという2大ムーブメントの微妙な中間地帯に位置したがために、時代と寝損ねた最高のロックンロールバンド!あまりにも人間らしい不完全さに満ちたバンドの栄枯盛衰を描く秀作ドキュメンタリー『すべての若き野郎ども モット・ザ・フープル』は、バンドの歴史が醸し出す切なさを遺憾なく捉えていることにおいて紛れもない”映画”たりえている。「Roll Away The Stone」に涙する、ブリティッシュ・ロックファン必見の一作。
『王朝の陰謀 -判事ディーと人体発火怪奇事件-』


紀元前7世紀の唐では、中国史上初の女帝、則天武后(カリーナ・ラウ)の権威を誇示する巨大な仏塔<通天仏>の建立が進んでいたが、塔の完成を目前に控えたある日、人体が突然発火し焼き尽くされるという事件が起きる。事態を憂慮した武后は、反逆の罪で投獄していた文武両道の名判事ディー・レンチェ(アンディー・ラウ)を呼び寄せ事件の解決を命じるのだが、、。陰謀渦巻く<唐>の都で、シャーロック・ホームズ的作劇と軽やかなアクションが炸裂、男装の麗人リー・ビンビンがしなやかに跳ね、観るものを軽やかに解き放つ名匠ツイ・ハーク復活劇!
『孤島の王』


ノルウェーの孤島に、問題を起こした少年たちを収容する施設があったという史実を基にしたサスペンス・ドラマ。北欧の孤島というロケーション、問題児が収容された施設で起きるサスペンスという設定の時点ですでに魅力的。シガー・ロスの楽曲や『ぼくエリ』の作曲家ヨーハン・デルクヴィストによる音楽が慎ましくも効果的に使われ、『ドラゴン・タトゥーの女』で強烈な印象を残したステラン・スカルスガルドの院長役もハマっている。主役ベンヤミン・ヘールスターの面構えもいい。近年の刑務所ものでは『預言者』が出色だったが(『孤島の王』は”刑務所”ではなく”施設”が舞台)、本作もそれに負けないくらい素晴らしい。
『ブラックパワー・ミックステープ 〜アメリカの光と影〜』


スウェーデンのテレビ局でお蔵入りしていた60〜70年代ブラックパワー・ムーブメント(キング牧師、マルコムX、ブラックパンサー党 etc)の息吹を伝えるアーカイブ映像に、現在のブラック・ミュージックを牽引するエリカ・バドゥ、タリブ・クウェリといったポップ・アイコンたちが現代の視点からコメントを加える傑作”ミックステープ”。ファンキーアフロヘアのアンジェラ・デイビスの映像に、ザ・ルーツのドラマー、クエストラブが音楽を付けている時点で既に必見!の格好良さなのだが、経済的、社会的な抑圧/非抑圧関係の中で、暴力的に虐げられる弱者の権利の行使としての”暴力”の必然性を語るアンジェラの圧倒的な正しさに戦慄を覚える。
『ブライズメイズ 史上最悪のウエディングプラン』


本年度ベスト級の面白さ!物語的には女性版『ハングオーバー』の趣きだが、内容的にはこちらの方が数段上!脚本・主演を務めたコメディアン、クリステン・ウィグの仕草や表情、身のこなしがいちいち素晴らしい。彼女の間違った決断や意味不明の開き直りといった行動の全てが“史上最悪のウエディングプラン”の暴走を加速していく傑作コメディ!
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