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FILM REVIEW
重層構造の語りの中で現実と虚構の境目がスリリングに融解していく、
映画が人の人生に起こす奇跡についての美麗官能ホラー
2018.11.22 update
この世知辛い21世紀において、
ホン・サンスだけが成し得た"祝祭的生産性の響宴"についての考察
2018.6.29 update
21世紀の映画における新しい潮流、<A KIND REVOLUTION>
2018.5.2 update
スピルバーグがトランプ政権下の今、敢えて作った新作で示した、
映画的豊穣と生々しさ
2018.4.3 update
INTERVIEW
2019.8.21 update new
リオの夜景を捉えたスタイリッシュな映像で始まる『ジョアン・ジルベルトを探して』(2018)は、”ボサノヴァの法王”ジョアン・ジルベルトの謎めいた伝説の数々と素晴らしい音楽に魅せられてきたファンにとっては、まったく以てその期待を裏切らない作品であり、美しく謎めきながら、見るものを思索へと誘うドキュメンタリー映画の秀作である。音楽好きで、暖かく、堅実な人柄が伝わってくるジョルジュ・ガショ監督へのインタヴューをお届けする。
2019.7.12 update
神奈川県大和のシェアハウスで暮らす3人組が、ネット通販で当たった海外旅行の旅先に決めたのは、国際金融都市として知られ、安全な観光地と言われるシンガポール。ウーバーとスマホを頼りにユルユルとマイペースの旅を始めたニーナ(遠藤新菜)とスー(SUMIRE)だが、市場ではぐれたことを切っ掛けに、緩み切った”観光”の時間に亀裂が走り、緊張感漂う”本物の旅”が始まる。『TOURISM』 を通じて、グローバリズムの中で生きることを余儀なくされている21世紀日本人の価値観の”更新”を今改めて問う、宮崎大祐監督のインタヴューを掲載する。
2019.6.27 update
2015年11月に起きたパリ同時多発テロ発生後のパリの日常を、ヌーヴェルヴァーグ直系の瑞々しい筆致で描いた『アマンダと僕』は、2018年の東京国際映画祭で上映され、東京グランプリと最優秀脚本賞を受賞、ミカエル・アース監督はその発表の瞬間には帰国しており東京にいなかったが、2019年6月、今年のフランス映画祭での上映と劇場公開に合わせて凱旋来日を果たした。ギヨーム・ブラック『7月の物語』と併せて見ておきたい、21世紀のヌーヴェルヴァーグを更新し続ける一作である。
2019.6.5 update
1970年代末ポーランドの田舎町を舞台に、12歳の少年ピョトレックが経験する通過儀礼<イニシエーション>の物語を、散文的かつ抑制的に描き、子供と大人の世界の間にある境界線、時の流れ、理解の及ばない他者の感情といった不可視のものを詩的な風情とともに浮かび上がらせていく、少年時代の煌めきと残酷さが表裏一体の緊張関係を成す青春譚『メモリーズ・オブ・サマー』の公開に合わせて来日した、映画大国ポーランドが生んだ新鋭アダム・グジンスキ監督のインタヴューをお届けする。
2019.5.30 update
映画『嵐電』は、京都市街を走る路面電車「嵐電」を舞台に、3つの恋愛譚が幻想的に交錯する、鈴木卓爾監督ならではのSF的恋愛映画にして、人間存在の儚さを浮き彫りにする傑作。井浦新、大西礼芳をはじめとして俳優陣が皆瑞々しく、プロの俳優と学生たちを遭遇させる試みは見事に成功している。京都の鈴木卓爾監督を訪ねて伺ったお話は、京都という特別な磁場、あがた森魚、宮沢賢治から<映画>の普遍と現在まで、多岐に亘るロング・インタヴューとなった。是非、作品をご覧になった後、改めて『嵐電』の小宇宙の広がりを体験して頂きたい。
2019.4.25 update
ギヨーム・セネズ監督は、21世紀の現代において、ダブルインカムで余裕があるように見えても、実際は、仕事と子育ての時間配分や経済状況、精神状態においても、ギリギリの生活を送っている共働きの労働者達の生活情景をリアルに描き出すことに成功している。この映画で描かれていることは、その後、フランスで黄色いベスト運動が起きたことを鑑みれば、予兆的ですらあるといえる。事態はそれほど変わらないはずの、この国、日本で、この映画がどのように受け止められることになるのか、注目したい。
2019.2.8 update
2017年9月に開催された第39回ぴあフィルムフェスティバルで上映されて観客賞を受賞した『あみこ』は、その後、2018年2月のベルリン国際映画祭で上映され、国内外の注目を浴び、ヨーロッパ、北米、南米、アジアの数多の映画祭で上映されることになる。反抗的な眼差しで初期衝動のエネルギーを爆発させる瑞々しい映画『あみこ』を世に放ち、ベルリン国際映画祭に世界最年少で招待された山中瑶子監督のインタヴューをお届けする。
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2016.2.19 update
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